まだだいぶ先の話なのできっと鬼も笑うだろうが、定年したらアジアのどこかで暮らしたいと思っている。

年金もこの様子だと怪しいし、退職金もあてにならない・・・、かといって年をとってから、お金のために働くのはとんでもハップンである。



では、どの国、どの都市がいいか。

今まで行った都市は北京、上海、香港、台北の中国チームに、バンコク、ホーチミン、シンガポール、デリーの首都チーム。 (あっ、ごめん、ホーチミンは首都ちゃうやん・・・)

バンコク、ホーチミンなんかは食べ物もおいしかったし、物価も安かった。

でも、英語が通じないのは厳しいよなあ。

デリーは英語も通じたし物価も安かった・・・でも、デリーは無理ー。(←ちょっとしんどかった)

ということで、今年の旅行はマレーシアに決定!

そう、マレーシアは英語も通じるし、物価も安い、治安もまあまあいい。

知る人ぞ知る、知らない人は知らないがロングステイの人気 アタックナンバー1の国である。

下見しておくのも悪くない。 ふっふっふ・・・。



実は皆さんには内緒にしていたが、計画は4月から行っていた。

去年、少し出遅れて、なかなか格安チケットが取れなかったことの反省から、今年は早めに動いたのである。

おかげで、お盆まっただ中の日程にもかかわらず、シンガポール in クアラルンプール out のチケットを44000円でゲット。

もちろん、直行便ではなく、北京経由であるが、子ども達に万里の長城を見せてやるのもまたよしである。

これから、このブログの更新もしていきたいと思っているので、ぜひとも読んでいただければうれしい楽しい大好きである。

ちなみに出発は9日の日曜日である。







奈良を出発するときに降っていた雨は関空で上がり、北京では雷雨であった。

去年はロストバゲージ有り、深夜 ホテルにたどり着けなかったりで、北京にはあまり良い記憶がない。(ニューヨーク・モントリオール旅行参照

それだけにイヤな予感はしていた。そしてその予感は的中した。

北京空港が悪天候のため、当機は天津空港に着陸します。」

なぬ? て、天津?



思わず吟じてしまった。

北京の空港が雷雨でえぇええぇ 天津空港に着陸すると言うけどおぉおおぉ 
シンガポール行きはどうなるうぅううぅ~


あると思います。 ・・・ってあってもらっても困るのだが。



私は手元の地球の歩き方(北京・天津)で調べてみた。すると、北京、天津間は高速鉄道で通じており、約30分で両市をつないでいる。

ふむふむ・・・。

バスだと約3時間 トホホ €=(´Д`)

要するに大阪と名古屋みたいなもんだ。

仕方がない、なんとかシンガポール行きに間に合うように移動するしかない。幸い、シンガポール行きの飛行機は23時30分、現在16時30分と時間は十分ある。私は覚悟を決めた。



しかし事態は違った。

降ろされないのである。

いつまでたっても乗客が降ろされる気配がない。



機長の判断はこのまま北京の天候が回復するまで待って、飛行機で移動するということらしい。

結局、私たちは飛行機の中で2時間缶詰にされた。その間、日本で録画してあったエンタの神様を見たりして時間をつぶした。

ここでタイミング良く天津が登場していれば、出来すぎであるが、オードリーやはんにゃであった。

天津空港天津空港


18時30分、やっとのことで天津を飛び立ち、北京の空港に着陸したのが19時過ぎ。

当初の計画ではトランジットで7時間ほどあるから、北京市内まで出て北京ダックでも食べようと思っていたのだが、夢ははかなく消え去った。

テンションが上がらないまま、空港をうろついてみたが、さらにテンションを下げたのが空港の施設である。まだ夜の8時だというのに店の半分ほどがシャッターがとじられている。

北京空港


レストランもしかり。

結局、日本食の店に入ったが、ここの店長の口癖が「この辺りはしれてますよ」であった。

さらに「隣の中華のバイキングは朝作ったものをずっと並べてるし」とか「ここの家賃は1日20万円とか」裏話まで教えてくれた。

ここでドラゴンロールやら、わけのわからない油っこい赤だしの付いたチャーハンやらを食べがっかりしてボーディングを見に行くと23時30分だったフライト時刻が1時(日本時間だと夜中の2時である)に変更されていた。

北京空港北京空港

こうして踏んだり蹴ったり、降られたり、遅れたりの旅の一日目は過ぎていったのである。









シンガポールには朝7時に着いたが、 ここも雨だった。


シンガポール


アジアが、いや、もしかしたら地球全体が雨雲につつまれているのかもしれない・・・、と思ったが、実は自分の上にいつも雨雲があるだけである。

今回の旅でテーマにしていることがある。それは宿を予約しないこと。

宿を予約しなければ移動も自由になるし、部屋を見て気に入ってから決めることもできる。

・・・とはいえ一泊目の宿だけは日本で取っておいた。(←根性無し) それがここ (↓)。


  シンガポールビーチホテル

ビーチホテル アップロードファイル

普通ビーチホテルといえば、沖縄の万座ビーチホテルやリゾート地のビーチのそばのリゾートホテルに付けられるネーミングだが、ここは違う。

住所がビーチロードというだけのことである。

場所はシティホール、市の中心部に位置し、かの ラッフルズホテルの近くである。

設備はダブルとシングルの2ベッド、テレビもある、冷蔵庫もある、バスルームは お湯も出るし、バスタブまである。

これだけ付いてなんとお値段はたったの120S$ (8400円)!

さらに到着後すぐにお部屋が使えて、今なら人数分のミネラルウォーターのおまけ付き。 d(´∀`*)

日本での予約は一泊だったが、この日が雨だったこともあり、2泊にした。



少し休憩してから活動開始。

まずはラッフルズホテルを外から見学。


ラッフルズホテル


「お前はジャングルに咲く野生の蘭のようだ。」
(村上春樹・ラッフルズホテルより)

・・・・・・。

はいはい。



その後、セントアンドリュース教会や 象の像 とかいう笑かそうとしているのかなんなのか、わけのわからないものを見たりした。

象の像はこんな感じ。

どうゾゥ。




象の像


ちなみにシンガポール繁栄の基礎を気づいたラッフルズ卿の像は黒と白、オセロのように立っているが、この黒の方 (関西でいえば、中島の方) を見てから、かのマーライオンとご対面である。

さて、世界三大がっかりと言われ、人々を日々がっかりさせ続けているマーライオンは今日も元気よく口から水を吐いていた。

それにしても観光客の多いこと。みんなわざわざがっかりするためにやってきたのであろう。ご苦労なことである。

私たちはお約束のマーライオンが吐いた水を飲み込む写真や、マーライオンを手のひらに乗せた写真を撮ったりして、このがっかりを楽しんだのであった。

マーライオンマーライオン


その後、昼食のためにチャイナタウンに移動。ここでシンガポール名物、海南鶏飯と焼鴨を食べた。北京で食べそこねたダックをここでリベンジである。



お腹も大きくなったのでタクシーに乗ってアラブストリートに行った。

ここは文字通りアラブ人がたくさん住んでいるところであろう。アラブ系の布や祭器が売られた店が並んでいたが、特に興味がないので外から見ながら歩いた。

実際はサルタンモスクという有名なお寺があるのだが、そんなに大きくない建物である。玉ねぎの部分が金色で アラビア~ン といった風情が「いとをかし」であるが、感動もそんなもんである。


サルタンモスクサルタンモスク


やはり、その寺の創建とか、由来とか、人々の信仰の息吹とか、少しは勉強してから訪れるべきである。

ここで 一旦ホテルに戻って仮眠をとる。アラブ人街からも歩けるのがこのホテルの立地の良さである。

夕食はクラークキーでカニでも食べようと、がんばって歩いていったが、人が多いのと値段が高いのとで断念し、雰囲気だけ味わって、結局ホテルの近くで、麺を食べて帰った。

明日は超キッチュなテーマパークに行く予定である。






午前中はこれも歩いてリトルインディアへ。リトルといっても地下鉄二駅分あるからかなり大きい。

私たちは 何がすごいのか、スンゲイロード から、バックパッカー御用達のダンロップロードを通ってリトルインディアに入っていった。


リトルインディアリトルインディア


リトルインディアの駅前にある「ズージャオ・センター」というショッピングセンター。その1階にあるフードコートでカレーやら中華粥やら、それぞれが好きなものを食べていると、一人の日本人女性に声をかけられた。年の頃なら50前後というところか。

南アフリカ共和国からの帰りのトランジットで、一日だけシンガポールの観光をしているとのこと。話を聞けば、毎年夏の休暇を利用して一人であちこち出かけているそうだ。これまで訪れた国は数知れず、来年はトリニダードトバゴに行くつもりらしい。

すごい。 Σ(´Д`*)

でも、彼女は私たちを在住日本人と思って、「この辺りでおいしい店はどこか」と聞いてきたのである。
それって、どうなん・・・?

リトルインディアのメインストリート、セラグーンロードを歩いていると気になるものを見つけた。

リトルインディア


左右上下どこから見ても自分の方を向いているように見える面である。この面、奈良・学園前のベビーフェイスに飾ってあって、探偵ナイトスクープにも紹介されたものである。

とても欲しかった・・・、とっても欲しかったが、一番小さなもので140S$ (9800円) もしたので断念した。宝くじが当たったら買いに来ることにしよう。



ファーラーパーク駅からハーバーフロントまで地下鉄で行き、そこからバスに乗り換えて、私たちはセントーサ島に渡った。新マーライオンに会いたかったのである。

バスの終点はビーチであった。私たちは水着を持っていなかったので、少しだけ水遊びしてからマーライオンを見に行くことにしたのだが、この海が思っていたよりもきれい。

白い砂、青い海、空にはカモメ・・・はいなかったが、まさしくリゾートである。子ども達は喜んで、特に息子は ものの5分でズボンを濡らし、すっかり海水浴状態であった。 着替えは持っていない。


セントーサ島セントーサ島


一時間くらい遊んだろうか、幸い真水のシャワーがあったので息子とズボンを洗い、ズボンはぎゅうぎゅうに絞って ノーパン状態でもう一度履かせた。



さて、そろそろ新マーライオンに会いに行くことにする。

新マーライオンは、ビーチから遊歩道を5分ほど上った高台に立っていた。

マーライオン
この新マーライオンはマーライオンが世界三大がっかりなどと揶揄されることになってシンガポールが国の威信をかけて新たに建造したもので、高さ37m、元のマーライオンが8mだから5倍弱という巨大さだ。

残念ながら口からは水を吐いていなかったが、夜になると、口から煙を吐き、目からレーザー光線を発するらしい。

ミラーマンか! (古い・・・)



入場料を払って中に入ると深海世界を表したという通路があり、マーライオン伝説のアニメビデオを見せられる。日本語の字幕もあるから内容はよくわかる。

その後、エレベーターでマーライオンの頭まで上る。

下からは見えないが、頭上にへこんだ部分があって、そこから360度のパノラマが楽しめる。この日は天気が良かったのでインドネシア方面もよく見えた。


マーライオン


そこからタクシーでセントーサ島を出て、ハウパーヴィラに行くのだが、ここはツッコミどころが満載なので、別の記事にまとめたい。



夜ご飯を、ホテルの隣のチャイニーズ&タイレストランを食べた後、散歩がてらマリーナにあるファウンテン・オブ・ウェルスというところに行ってみた。

これが、地球の歩き方の写真を見ると、人よりも少し背が高いぐらいかというような大きさに見えるのだが、実は全く違った。


ファウンテン・オブ・ウェルスファウンテン・オブ・ウェルス

めちゃめちゃでかいがな。 (゚Д゚;ノ)ノ

3階建てのビルに相当する枠と高さ312mといわれる噴水がレーザー光線と音楽によって彩られている。

吹き上げられたしぶきは高く舞い上がり、風下にいるとずぶぬれになる。ちょっと目を離した隙に子ども達はびしょ濡れであった。  (/Д`;

まあ、暑い夏の夜、一時の涼を楽しんだということで今回はおとがめなしである。


ちなみにファウンテン・オブ・ウェルスは「富の噴水」という意味で、水を触りながら噴水の周りを3回まわると富を呼び込むという。設計も風水の思想によって作られている。

ショーが終わった後、小さくなった噴水に多くの中国人が集まって、片手を水に付けながら、その周りを回っていた。

「そんなことで金持ちになれるんやったら、みんななってるわ。」と笑っている私の視線の先に、中国人の後ろをついて回っている嫁さん発見。

_| ̄|○スイマセン



明日は国境を渡ってマレーシアに行く予定である。(その前にハウパーヴィラの記事を書きますね)



ハウパーヴィラ。 ここは私がぜひ行ってみたいと思っていた場所だ。

ここはタイガーバームの創始者の胡兄弟が、中国の昔話を形にしたテーマパークである。

そして、どう考えてもおかしな彫刻が並ぶキッチュな公園として一部のマニアから大人気である。


いくつか紹介したいと思う。 (画像はクリックで大きくなります)


ハウパーヴィラ
 
ハウパーヴィラへようこそ~。

こんなところへ、何しに来たんすか~。

タイガーバーム、いか~すか~。




ハウパーヴィラ

妻 あんた、私が大事にとってあったプリン、何で食べたんよ~。

夫 食べてへんって~。

妻 うそつき~。

夫 誰か~、助けてくれ~。コケー!




ハウパーヴィラ

なあなあ、チューちゃん、前から好きやってん。

何あほなこと言うてんの。ブー太郎。はよ、服着て、みかん食べ。

そんな冷たいこと言わんと~。

ええがげんにし~!




ハウパーヴィラ

山羊 オレオレ。ちょっと困ったことあって、金、振り込んでほしいねんけど。

亀  ダンナ、今度はうまくいきますかねえ。

鹿  最近は引っかかる人も減ったわ。そろそろ足洗うか・・・。 




ハウパーヴィラ

はーい。

サザエでございま~す。




ハウパーヴィラ

朝起きたら体がカニになってもうた~。

でも、前向きに生きていくもんね~。

あっ、カニやから横にしかいかれへん。 ( ̄□ ̄;) ガビ-ン




・・・とこんな調子で、次々と現れる不思議な彫像に、子ども大人ももわけもわからず大喜びであった。

ちなみに入場は無料。今回は入らなかったが有料スペースとして地獄を再現したコーナーもある。

シンガポールに行かれる際はぜひ行ってみて下さい。 おすすめです。