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娘が高校に入り、部活も忙しくなったから、「今年は海外旅行は行けないかもね」 とあきらめかけていたとき、顧問の先生から夏休みの活動計画のプリントをいただいた。

そこには8月11日(土)~15日(水)が休みとあった。

まさしく、THE お盆休み どまんなか はえぬき こしひかり といった日程で、今までなら飛行機のチケット代が高くて断念していただろうところである。

が、しかし、今年はちょっと違う。LCC元年といわれる年である。大手の飛行機会社を避けて、格安航空会社のチケットを自分で取れば5日間でどこかへ行けるのではないか。


まず、関空からLCCで飛べる都市を調べてみた。ソウル、釜山、済州、台北、クアラルンプール、シンガポール、マニラ・・・、けっこうある。この中で行ったことがない国は・・・、

なんとフィリピンだけ!

実は前々からラオスに行ってみたいと思っていたのだが、ビエンチャン行きがないのは当然として、バンコク行きもないのね。


とりあえず、消去法でフィリピン行きを中心にもう少し検討してみることにする。






関空からフィリピンに飛んでいるLCCは2種類。
ジェットスターアジアが 月金土日、セブパシフィック航空が 火木日。

休みは11日(土)から15日(水)だから、行きに関してはジェットスターで決まりであろう。しかし、水曜に帰ってくる便が両社ともない。どちらかが日曜を譲って水曜に飛ばしたら毎日になるのに・・・。

まあ、しかし、LCCは往復だから安いとかないから、とりあえず行きだけ取っておくことにする。

ただ、ジェットスターのHPを見ると11日出発と10日出発で5000円以上の差がある。しかも、ちょっとモタモタしているうちに値段が上がってしまって、11日出発が35000円、これはきびしい。

関空発は17時25分。ここは娘の部活が半日で終わることを祈って (もし一日だったらごめんなさいと早引きすることにして)、10日の便を取ることにする。

片道21500円、これに燃油サーチャージ (いるのね) 座席指定料などもろもろで一人約30000円。一日前だったら27000円だっただけにLCCは思い立ったらすぐ行動せよという教訓。

さて、帰りはどうするか。






帰りの便については一つアイデアがあって、それは7月から就航するピーチ航空の関空・香港線を使うというもの。

これなら14日 関空着のセブパシフィックを使わなくても、0:50発、5:30着の便で、2日多く旅ができるだけでなく、数千円プラスするだけで、香港へも行ける。

マニラ・香港便もセブパシフィックを筆頭にたくさんある。

ただ、ピーチの香港→関空の片道が、関空→香港片道や往復に比べてなかなか売り出されなく (結局12日遅れ) で、その間にセブパシフィックのマニラ→香港のプロモがなくなってしまった、という残念もあったが。

エアーが決まったので次はホテル。マニラ着が夜なので、一泊目だけでも取っておく。
チューンホテルというジェットスター系のホテルがキャンペーンできれいな割には安かったので予約する。

さて、ここまでの経費を備忘録的に書いておきたい。

関空・マニラ (ジェットスターアジア) 123880円
マニラ・香港 (セブパシフィック航空) 32228円
香港・関空 (ピーチ航空) 92228円
マニラ一泊目 (チューンホテル) 2517円

合計 251189円 (大人3人・子ども一人)

アジア旅行で一人約6万5千円は高いか安いか。
ただ、お盆のピークでの日程だから、まあ、安いかな。

しかし、別のいろいろな問題が・・・。





フィリピン、特にマニラは相当治安が悪いらしい。 (ノ゚ο゚)ノ

いろんな本やネットの情報を読んでいるとだんだん不安になってきた。いくつか挙げてみる。

 ① 観光客相手のぼったくりが多い、タクシーの3割はメーターをごまかしたり、騙そうとする。
 ② 「シャチョーさん」と声をかけてくる人に気安く付いていくと睡眠薬強盗だったりする。
 ③ 日本人だと安心していると、食いっぱぐれた日本人で、日本人相手に騙してくる。
 ④ ちびっ子ギャングが多く、スリしたり、追い払うとき、手が当たったら訴訟沙汰になる。
 ⑤ 女性が近寄ってきて、ちょっと触れただけでも、セクハラ容疑で訴訟沙汰になる。
 ⑥ ④⑤で困っているとき、警官が現れたと思ったら、実はグルでしっかり金を取られる。
 ⑦ 銃が普通にあるフィリピンではホールドアップ強盗が多い。(←特に観光客相手)


さて、その対処法であるが、

① インドをはじめ、いろんな国で経験している。行き先を告げても全然違うところに行ったり、めちゃくちゃメーターが速く回っていたり・・・。気をつけるが、運悪く当たってもしょうがない。

②③ 付いていく方がアホである。

④ とにかく、全力で逃げるしかない。子どもを使うというのは戦略的には巧妙であり、子どもだからといってナメてはいけない。逃げるが勝ち。

⑤⑥ ④と同じだが、そういう雰囲気になったら、その場から離れること。「アナタ、サワッタデショ」 と言われたら終わり。警官も信用できない。

ここまではいい。ある程度、想定できる話である。


⑦ これが問題である。

ホールドアップ強盗ぐらいどうってことない、もし遭ったといっても、お金を分散しておいて、ある程度の金を渡してしまえば、大抵はそれを持って去っていくものだ (経験したわけではないし、したくもないが)。

しかし、家族のことを考えるとどうか。

万が一、ホールドアップ強盗に遭ったとして、お金を渡して危険を回避したとしても、その経験は子どもたちの記憶に残り、フィリピンは恐い、海外旅行はイヤ、もっとひどくなればトラウマとなる可能性もある。

何といっても、銃を突きつけられて、「手を挙げろ」 とか言われるのだ。

何のために旅行に行くのか。わざわざ休みを取って、お金を出して、ビクビクとまわりを気にしながら旅行するのもおかしな話しではないか。

仕方がない・・・、断腸の思いで、今回はあきらめることにする。






あきらめるにあたって、現地の詳しい人に聞いてみた。

JAC という、フィリピンにおける危険回避・安全対策情報を毎日発信しておられる団体である。 決して千葉真一や真田宏之が所属するジャパン・アクション・クラブではない。

ブログを読んでいると、「フィリピンのことで困ったことがあれば連絡を下さい」 と書いてある。
では、お言葉に甘えてメールしてみた・・・、ら、ていねいなお返事が返ってきた。

 >旅行の目的が、家族連れであれば、マビ二という歓楽地はあまり適しないと思います。
 >夜のマビ二は、お子さん連れには、どうかと思います、危険という意味ではありません.


うーん、私が予想するに新宿の歌舞伎町みたいな大人の歓楽街といったところか、とにかく夜に出歩かない方がいい、という情報は旅行者にとってはちょっとキツイ。

 >マビニよりもマカティやセブのほうが治安は随分いいと思います。

ということで、今回はダウンタウンに泊まること、自分で安宿を取ることはあきらめて、比較的治安のいい、マカティのホテルに、しかも4連泊で予約をとることにする。

ここで、頼ったのが、ネモトトラベルという会社。

社長はフィリピン在住30年以上のタイ子ママというサザエさんにでてきそうな名前の方で、フィリピンでは知らない人はないというぐらいの有名人らしい。

これまでの旅行では agoda などのホテル予約サイトで取ることが多かったが、今回は細かい希望を伝え、私たちに合ったものを選んでもらうことにした。

何度かのやり取りの末、決めたのが、ここ。

BSAタワー。 ぼったくりは しません ありがとう の略らしい。(←うそ)

BSAタワー


最寄りの駅からショッピングモールを抜ければホテルに着くという好立地、2ベッドルーム、wifi無料やセキュリティーボックスなどの必要なものもそろっている。4日間ホテルに こもっていてもOK。

これで一泊、4800ペソ、日本円で9000円強、5人で泊まるのだから、一人あたりだと2000円弱。

前に予約してあった、チューンホテルはキャンセルがきかないので、2517円は捨ててしまうことになるが、いたしかたあるまい。

安全第一、一生懸命、フィリピン旅行を楽しみたいと思う。