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毎年、夏休みに海外旅行に行くのが、我が家の慣習であったが、今年は子どもたちの方が親よりも忙しくなって、行けなかった。

これからは家族で休みを合わせて旅行に行くのも難しいだろうと半ばあきらめていたら、正月休みなら何とか全員の休みが合うことがわかった。

12月29日から1月3日、この日本国民総出で海外に脱出する時期に行けるところはあるのか。予算は限られている、これはいつものこと。

値段と期間から、まず考えられるのは、LCCでアジア。

28日の夜に出るエアアジアのクアラルンプール経由便がよさそうだったが、燃油サーチャージなどもあり意外と高い、さらに帰りの関空着便がうまくいかない。

・・・と、いろいろ探しているうちに見つけたのが、中国東方航空。

前にインドに行ったときに使った会社だが、ここなら、上海経由、プノンペン行きが、53400円 となかなか安い。(そこらのLCCよりも安い)

そうだ!アンコールワットで初日の出を見よう!

実はこの企画は秋ごろ、インドネシア行きが決まる前から考えていたのだが、最近心配なことがある。

例のスモッグのせいで上海空港の着陸に支障が出てきているとのこと、それ以前に、息ができるのか、トランジットが13時間もあるので心配である。







毎回、旅行を決めると、後からいろいろな問題が起きてくる。去年のフィリピン旅行では直前に水害が起きた。(去年の記事参照

もしかしたら “謎の秘密結社” が私たちの行動を邪魔しようとしているのかもしれない。

さて、今年の問題は主に上海である。スモッグの問題は前回に書いたが、次に起きたのが、

安部総理の靖国参拝問題である。

別に個人的には神社に参るぐらいどうってことないように思うが、あちらの習さんが怒って、報復措置として 反日デモを容認するという。 おいおい ヾ(--;)

それにしても なぜ このタイミングか。新聞やテレビでも なぜこの時期なのか 盛んに報道されていた。
もしかしたら、政府が “謎の秘密結社” と繋がっていて、私たちに嫌がらせをしているのではないか。


とはいえ、これまで何度も中国に行ったことがあるが、親日な人も多い (と思う)。

北京で泊まったホテルでは日本語を勉強して いつか日本に行きたいという姉妹に会ったし (以前の記事参照)、香港では尖閣のニュースがテレビで流れている中、日本旅行についてアドバイスを求めるカップルにも会った (以前の記事参照)。

まあ、反日の人もいるだろうが、13億人のうち無関心の人が一番多い気がする。

そもそもデモを容認とか言って、困るのは 日本車をひっくり返される 中国人 であり、工場が閉鎖されて働き場所を失う 中国人 である。

デモなんかやめとけ。 (←ちょっとふるえながら言っておく)


さらに、もう一つ問題が発生した。

上海の気温である。そろそろ週間天気予報でも出ているだろうと思って調べてみると、最高気温が3℃とあった。

緯度的に南で、沖縄ぐらいの暖かさかと思っていたら、ずっと寒いではないか。

その先がカンボジアなので、できるだけ薄着で我慢し、荷物を減らそうと思っていた私たちにとって新たな難題である。

そこで浮上した (嫁さんの) 案がユニクロでライトダウンを買って持っていこうというものであった。

これは知っている人も多いと思うが、超軽量ながら暖かく、しかも たためば小さなポーチにも入るというすぐれものである。

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早速イオンに行くとラッキーなことに赤札で1000円安かった。そこで家族4人分色違いで買った。ちなみに今回の旅に同行する友人 (いつもの赤ねえ) も買ったらしい。

5人が色違いのライトダウンを着る、というゴレンジャー状態上海を歩くことになりそうだ。

こうやってトラブルをクリアしていくことがトラベルということで出発は2日後である。


ちなみにカンボジアの方からは特に問題は聞いていないので、ひとまずは安心である。






12月29日といえば、ふつう大そうじやお節の準備で忙しい師走である。そのおかげか、奈良からの道は全く渋滞もなくすいすいと流れ、関空に着いたのは出発時刻よりも3時間半も前であった。

無事チェックインを済ませ、「昔 わざわざ堺まで食べに行った龍旗信がこんなところでチェーン展開かよ」 と思いながら、塩ラーメンを食べ、私たちを乗せたMU516便は20分遅れで関空を離陸した。

上海までのフライトは約2時間、飛び立ってすぐに昼食が出た。

中国東方航空中国東方航空


メニューは2種類。ポークヌードルは給食のソフト麺のような歯ごたえのない麺に豚肉、白菜、タケノコなどの具を餡かけにしたもの。ビーフライスは歯ごたえのあるハンバーグ。

副菜のごまめの昆布巻きは日本のお節を意識したか。完食はしなかった。ただ、最近はLCCを使うことが多かっただけにビールも3本ほど飲んで予は満足である。


さて、だんだんと上海が近づいてくる。窓の外を見るとどんよりとした雲のようなものが見える。

これが、上海名物のスモッグか。 日本との違いを写真でご覧下さい。↓

日本の空上海の空


左、日本 (大阪湾の空)、右、上海着陸直前の空 (ちなみにグレーのところは海ではありません)

551蓬莱のあるとき、ないとき、みたいに上海の空はどんよりとしている。なるみのどんよりした顔が思い浮かぶ。

それにしてもここに住んでいる人のことを思えば誠に遺憾である。私たちはトランジットの数時間だが、住むとなったら勘弁願いたい。

私たちの飛行機は霧を抜けてやっぱり20分遅れで上海浦東国際空港に着陸したのだった。






上海でのトランジットは5時間、しかし、飛行機が遅れたこと、入国に手間取ったこと、秘密結社と戦ったこと、などで、かなり時間が減ってしまった。

とはいえ、もともと滞在時間2時間半 (2時間前には空港に戻ってくるとして) が、1時間半になっただけである。

「1時間半ぐらいなら空港におれよ」 という天の声が聞こえてきそうだが、そんな時間もアクティブに過ごそうというのは、まだまだ旅は始まったばかりで元気だからである。

上海市街まで出るのには時間が厳しいので、地下鉄の2号線を使って、川沙という街まで行く。駅にして4個、時間にして18分ほどである。

駅を出るとやっぱり寒い。ここで、ライトダウンを着、マスクを装着、

ゴレンジャーに変身だ。 敵は全然現れてないけど・・・。

上海・川沙上海・川沙


そして、地球の歩き方にもほんのちょっとだけ乗っている川沙公園へ。南口はトイレが入り口である。ここには鶴鳴楼という高さ54mの楼閣がある。

これは武漢にある黄鶴楼を模したもので、黄鶴楼といえば 「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」 という詩で有名な楼閣である。

鶴鳴楼鶴鳴楼


これが何と武漢に行かずとも上海で見ることができるというラッキーなのだが、パプリカ、いやレプリカ、パクリかである、しかも、時間が遅かったのか中に入れず、登ることができなかった。

仕方がないので公園をうろうろしているとかわいいボートを発見。

どこかで見たような ネズミとアヒルのキャラクターが船首に付いている。これも模したということでOKである。

アヒルのオマージュネズミのオマージュ


北側から出ると、賑やかな通りがあった。ぶらぶらと歩いていると、ここにもスティッチやピカチュウ、キティーちゃんなどをきちんと模し切れていないようなキャラクターがたくさんいた。

思わず中国4000年の歴史はどうなっているんだと思いを巡らせ、地下鉄の駅に向かった。

スティッチピカチュウ


結局たくさんのレプリカを見て空港に戻ったゴレンジャーであった。






霧の摩周湖じゃなくて、上海を後にして、一路プノンペンへ。ここから4時間のフライト。

機内食は今度はチキンとフィッシュであったが、前回同様ご飯と麺のチョイスで、やっぱり麺はソフト麺であった。ビールを一本飲んで、ワインを頼むと売り切れ、さらにビールも売り切れ。在庫が少なすぎる…(x_x;)

中国東方航空 機内食中国東方航空 機内食


私たちを乗せたMU751便は予定よりも15分早く11時に着陸。夜が遅いだけに助かる・・・と、思っていたら、ここからが長かった。

だいたい、ふつう機内で配られるはずの入国カードが配られなかった。飛行機を降りてイミグレの手前で配っている人がいて、これを書くのにまず時間がかかった。

次に、カンボジアに入国するためのVISAを取るのだが、この用紙がどこを探してもない。係の人に確認すると、なんてことはない、切れていただけで奥から出してきた。

さらに、VISAの申請の列が一列である。そこに飛行機1機から降りてきた人が並ぶ。もう少し人を増やすべきであろう。

VISAを受け取るにもこれまた時間がかかる。できた人から名前で呼ばれるのだ。病院みたいだ。

最後にイミグレーションを通るのだが、ここも人数に対してのキャパがなさすぎる

プノンペン国際空港プノンペン国際空港


結局、入国までに1時間以上かかって、タクシーに乗ったのは12時過ぎであった。

カンボジア、がんばりましょう。


ここからは割とスムーズであった。タクシーは普通車に5人乗ったが、笑顔で対応してくれた。

運転手の最初の言葉が 「サヨナラ」 だったのにはビックリしたが、それは、 「Goodbyeの意味ですよ」 と言ったら、「Hallo」 を教えてくれと言い、私たちは 「こんにちは」 を教えた。

夜だったから、本当は 「こんばんは」 なのかもしれないが、これを覚えたら、いつでも 「こんばんは」 と言いそうだったので、このようにした次第である。

agodaで予約してあった、ダイヤモンドホテルもよかった (と思う)。

ダイヤモンドホテル プノンペンダイヤモンドホテル プノンペン


遅くに着いたにもかかわらず、きちんとした対応で、明日のシェムリアップ行きのバスの相談をすると、「明日の朝 予約しておいてあげます」 という。ありがたくお願いしておいて寝た。

朝8;30出発、日本時間 27:00着という長い長い一日であった。