昨年のジャカルタの記事の最後に、またモスクワで会いましょう~、と書いたような・・・。

息子たちのチームは、世界大会の出場をかけての全国大会、見事勝ち抜いての代表選出!

よくやった、おめでとう!! 

ということで、いざモスクワ~!、と思いきや、開催地が変更されていた。


ソチ・・・

そっち~!?

どうも、冬季オリンピック以降、ロシアはソチに国際大会の誘致を進めており、10月にはF1も行われるという・・・ということで、モスクワから変更になったようである。

・・・で、こういう大会の場合、旅行会社がツアーを組んでくれるのだが、これがまた超キビシイ日程&値段であった。

成田に集合して、モスクワ経由なのだが、水曜出発の火曜日帰着、値段も成田往復を入れると30万ほどかかる。3人なら90万、滞在費も入れると100万を越すという大惨事である。

100万といえば給料の3か月分以上の額で、

婚約指輪でもない限り 出せる額ではない。

こういうときは、(実は去年もそうだったが) 自力でなんとかするしかない。

まず、ソチの空港に就航している航空会社を調べてみたが、ほとんどがアエロフロートで国際便はほとんどなかった。その中で唯一目を引いたのがトルコ航空。

関空からイスタンブール経由でソチに入るルートなら、日程も一日短縮できるし、値段も10万近く下がる。ちょっとスケジュールがタイトだが、監督からも、「こちらの方がいい」 と言っていただいたので、うちのチームは成田組とは離れて関空から出発することにする。






おそロシア~

ロシアに入国するにはビザがいる。

ビザと10回言ってください。ビザビザビザビザビザビザビザビザビザビザ・・・。じゃあここは?

ひじ。

・・・・・・・・・

失礼しました。 m(_ _)m



イランやミャンマーなど、これまで何度もビザがいる国に行ったことがあるので、ビザぐらいへっちゃらなのだが、ロシアの場合ちょっと事情が違う。

バウチャーがいるのである。バウチャーとは予約確認書のことで、どの飛行機で到着するのか、どのホテルに泊まるのか、どういう行程で移動し、どの飛行機で出国するのか、好きな食べ物は何か、好きな女性のタイプは、といったことが前もって予約されていないとビザが下りないのである。後半ちょっと怪しいです

しかも、今回は文化交流なんちゃらという種類のビザ (自分でとってないからたぶん) で、宿泊するホテルまで はじめからロシア側に決められているのである。

オリンピックのときに山ほど建てられたホテルはこの時期 がらがららしく、実際エクスペディアなどで見てみると、高いホテルから安いホテルまで よりどりみどり、こづえみどり、さつきみどりである。

私たちのふだんの旅のスタイルからすれば、現地に着いてから、部屋を見て、値段を聞いて泊まるかどうか決めるところだが、今回はそうはいかない。

実のところ、私たちは本体の成田出発組のツアーを企画しているロシア専門の旅行会社におまかせしたので、ビザについてもパスポートといくつかの書類を送るだけで、複雑な手続きはやらなくて済んだのだが、ロシアという国、なかなか一筋縄ではいかないのである。

おそロシア~







ソチといえばオリンピック、でも、それ以外についてはほとんど知らない。

こんなときはまず、図書館や本屋さんで情報が載っている本を探してみるのだが、ロシアのガイドブックは少なく、ソチについて書かれたものもほとんどない。

唯一、記事があるには 「地球の歩き方」 最新版だが、2ページ掲載されているだけで、地図すらない。

るるぶロシアにはソチのソもない。

ちなみに地球の歩き方のその2ページには、ソチはロシア有数のリゾート地で、夏は黒海で泳ぎ、冬は山でウインタースポーツが楽しめるとある。

それ以外にもきれいな滝があるとか、トレッキングに最適とかいろいろと書いてあったが、私たちにはほとんど関係のない情報ばかりであった。

ただ一つ、参考になったのはグルジアや他のロシア自治共和国との国境に近いのだが、うっかり国境を出てしまうと、ビザが失効してしまい、ロシアには戻れないということであった。

あぶないあぶない・・・。 ちょっとグルジアに行ってみようかと思っていた。


あまりに紙の情報が少ないので、ネットでもいろいろ調べてみたら、ソチには温泉もあり、熱海みたいなところだというが、熱海でオリンピックですか・・・?

また、ソチ市街とオリンピックパークがある地区とは役40km離れており、私たちが滞在するのはアドレル、とかアドラーといわれる地区だということがわかった。

これらの言葉で検索するとぼちぼちレストランやショッピング、お土産情報なども現れてきたのである。

これを元にもう少し調査を進めていきたいと思っているところである。


P.S アドレルにはヌーディストビーチもあるらしいが、10月までだそうだ。出発が11月なので関係ない。特に残念ということもない。もう一度言うが、全然残念ではない・・・。







今回のロシアへの旅にはおまけが付いていた。

関空からトルコ航空を使ってソチに行くのにイスタンブールを経由する。その滞在時間がなかなか長い。

飛んでイスターンブ~ル♪

関空を23時20分に飛び立った飛行機は5時40分イスタンブールに到着する。ここから、ソチへ行くフライトまでなんと19時間もある。

まるまる一日、イスタンブールという街を見るための時間があるということになる。

しかも、10時間以上、24時間以内のトランジットには四つ星以上のホテルが付くというラッキー。


私たちは、撮りだめしてあった、“世界行ってみたらホントはこんなとこだった”、“高田純次のアジアぷらぷら”、“ゆらり散歩世界の街角”、”世界ふれあい街歩き”、“東野、岡村の旅猿”、そのたもろもろの旅番組でイスタンブールの予習をした。

ブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿、ガラタ橋、グランドバザール、エジプシャンバザール、光る砂漠でロール・・・とソチよりも見所がいっぱい。

帰りも同じくらい時間があるから、これらをどうやって観て回るか、考え中である。







いよいよ出発の日を迎え、感無量である。私は定時に退社し、帰宅。さっさと風呂に入って軽く食事をした。19時に家を出て、関空に着いたのは20時20分、ここまで予定通りである。

最近よくお世話になっているパシフィックパーキング (定額5000円) に車を預け、待ち合わせ場所へ。

今回はチーム、応援合わせて 10人という大所帯である。20時40分に全員集合、Cカウンターにてチェックイン。

実は今回、大会に必要なパソコンやシステムがたくさんあって、どうしても機内に持ち込みたい荷物が10個以上あった。トルコ航空のHPによれば、一人1個となっていたので、そのあたりが心配だったが、まったく ノーチェック。ノープロブレム。


出発が20分繰り上げられ、23時になっていた ので、買い物をする余裕もなく、出国、そして搭乗。

機内には顔の濃い人 (トルコ人) と薄い人 (日本人) が半々ぐらいいた。いや実際は2:3ぐらいだったかもしれないが、顔の濃い人の方が濃度を高めていた。

トルコ航空トルコ航空


私たちを乗せたTK047便は 定刻より20分遅れて、23時20分、きっちり当初の予定どおり関空から飛び立った。

繰り上げた意味はなんだったのか。妖怪のせいかもしれない。

離陸してすぐ、飯が出た。メインは選択制で馬頭鯛のグリルか ちらし寿司。前菜が海老のサラダ、なすとピーマンのソテー トマトソース添え。デザートはクランベリームース。

トルコ航空は機内食がいいと聞いていたが、エコノミーにしてはなかなかのものであった。

お酒も某中華系キャリアとは違って、注文したら笑顔で持ってきてくれ、結局、エフェス (トルコのビール)、白・赤ワイン、ラキ (トルコの地酒) とたっぷりと楽しんだ。

トルコ航空トルコ航空


日本時間、深夜2時半、就寝。

ぐっすりとはいかないが、4時間ほど眠った。が、しかし、日本時間の朝6時半はトルコ時間の夜23時半、しかも、到着までまだ6時間もある。

この長い夜をどうやりすごせばいいのか、・・・で、こうしてブログを書いている。


機内でひとつ、おもしろいものを見つけた。

いつものようにモニターがある飛行機では、うれしがって早送りで映画を観ていたのだが、猿の惑星・新世紀 (ライジング) の画面の暗いのとストーリー展開の地味すぎるのとで飽きてしまった。

そこでフライトインフォメーションに切り替えたのだが、下の写真を見てほしい。(クリックで大きくなります)

トルコ航空トルコ航空


日本の主な地名が、名古屋、福岡 (←ここまではわかる)、甲府、大津、奈良である。

なんと、東京、大阪など並みいる大都会を差し置いて、奈良が選ばれているのだ。

機内誌を見ても、「大阪から足を伸ばして」 の記事で、京都より奈良の方に文字も写真も多くを場所を割いている。

トルコけっこう奈良好き?

奈良県民としては素直にありがとうといっておきたい。