杜甫草堂を見学した後、次は金沙遺址博物館へ行こうと思う。

成都景区直通車のパンフレットでは、降りたバス停から乗れば普通に行けそうである。

チケット売り場のお姉さんに聞くと 「対面(といめん)」 との答えが返ってきた。こんなとき、若かれしときに勉強した中国語が役に立つ。

入口の前の大通りを渡って、待っているとほどなくしてバスがやってきた。

十人ほど降りた後、乗り込もうとするとバスの運転手から 「ここちゃう!(たぶん) と怒鳴られた。

そういえば 「ここじゃない」 という中国語に覚えはない。

私が知っている中国語は 「イー・リャン・サン・スー」「ハク・ハツ・チュン」 であった。

仕方がないので、元に戻って入口の前で待った。やがて来たバスに乗ったが、金沙遺址博物館とは逆方向に走っている。どう考えても来た道を戻っているとしか思えない。

しかし、私の中では一つの考えがあった。

それは、この成都景区直通バスはループ状に走っているのだから、元に戻ったとしても反対回りで金沙遺址博物館にたどりつけるはずだ。

と思ったら、残念なことに武侯祠に着いた後、全員降ろされた。

振り出しに戻る。

今度こそと思い、金沙遺址博物館に行くバスを入念に確かめて、最初からスタートした。

30分以上かかる道のりだが、車窓からの成都の街並みを見ながら、うとうとしているといつのまにか金沙遺址博物館に到着した。

金沙遺址博物館金沙遺址博物館


>BC1200~500年の古蜀文明と推定される金沙遺跡を整備。大型祭祀場跡をドームで覆った遺跡館、出土品の陳列館が立つ。純金で作られた金面具をはじめ、金器、青銅器、玉器など豊富な出土品を見ることができる。

はじめに住宅開発の際に偶然発見されたという遺跡を見学。体育館のように屋根で覆われ、発掘当時の様子がそのままの状態で残されている。ちなみにまだ発掘は継続中らしい。

その後、出土品を展示した陳列館に進む。これがなかなか広く、見ごたえがあった。

展示室は時代ごとに5つに分かれていて、その中で一番 見ごたえがあるのが、4番目の部屋。

純金製のマスクや青銅製の人型など、「これだけは見とけ」 的なものが並んでいる。

金沙遺址博物館金沙遺址博物館


これらの文物はだいたい紀元前1500年から紀元前500年ぐらいのものとされるが、さすが中国4000年の歴史というか、考古学にそんなに深い見識がない私たちでも見るだけで十分に楽しむことができてので、見に来てよかった。

ただ、かなり広く、展示物も数多いので、武侯祠、杜甫草堂と見た後だった私たちはちょっと疲れた。

そして、また成都景区直通車 (どうも最終だったようである) で武侯祠へ、そこから地下鉄に乗って春熙路に戻ったのである。







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