大仏を頭から足元までじっくり見学して、出口に向かう。

左足の左側にある岩をくりぬいた細いトンネルを抜けて、前の人に続いて歩いていくと、どんどん大仏から離れていく。

いや、離れていくこと自体はいいのだが、また、山を登っていくではないか。

なぜにせっかく降りてきたのにまた登らなければならないのか、と 思いながら歩いていると、今度は降りていく。

楽山大仏楽山大仏


登って降りて、また登って降りる・・・

人生を見ているかのようだ・・・ってか。

下りきったところで、少し古びた感じの食堂街にでた。土産物を売っている店もあるので、観光客を相手にしているだろう。

ちょうどお昼前、少し疲れてきたところでもあったので、ここで昼食をとることにする。

名山飯店 楽山名山飯店 楽山


麻浩漁村

「地球の歩き方」 には “南門から出て、漁村という伝統レストラン街を通って、麻浩崖墓、烏尤寺と回れる” と1行だけ紹介されている。

この日は閑散期だったのか、それとも もともとこんな風なのか、客はほとんどない。

ニコニコとしたおばちゃんが、村の入口からずっと付いてきて、自分の店に連れて行こうとする。

「いやいや、付いてきたからっちゅうて、行くわけないやん」 と思っていたが、どの店もだいたい同じよう感じだったので、結局そのおばちゃんの店に入る。

店の前にたらいが置いてあり、鯉やなまず、ザリガニなどの生きた川魚が入れてある。他の店にはサンショウウオや亀もいたが、ここにはいなかった。

名山飯店 楽山名山飯店 楽山


とりあえず、英語のメニューでロブスターと訳されているザリガニの炒め物と、嫁さんが食べたいと言った豆花を注文。私はもちろんビール。

すると、今度は旦那さんが来てやたらとたらいの魚を勧めてくる。

メニューを見てもこの店 (この地域の) おすすめと書いてある。500g 80元 と書かれているが、これはきっと一尾を調理するのだろう。

鯉って一尾 何g ぐらいだったっけ?

しかし、名物といわれれば気になってしまう性分である。

ここは思い切って注文したい。そう決めるとおっちゃんの表情が緩んだ。

麻浩漁村名山飯店 楽山


「私が一番小さいの」 と言うと、昔風の天秤秤を持ってきて目の前で鯉の重さを量る。

1.2kg、192元 (約3500円ぐらい)、なかなかの贅沢である。

おっちゃんも喜ぶはずである。

しかし、この鯉が本当にうまかった。

名山飯店 楽山名山飯店 楽山


清蒸で調理してもらったのだが、醬油ベースのあっさりとした味付け、身は白身で柔らかく、ゼラチン質の皮もとろとろ。少し生姜が効いているのもまたいい。(辛味0・シビレ0)

ぜひ、楽山に来る予定の人には思い切って注文してほしいと思う。

ザリガニは殻が固いので剥いて食べる。身は少ないが、ピリッとした味付けと海老の甘味とあいまってこれも美味であった。(辛味3・シビレ0)

名山飯店 楽山名山飯店 楽山


豆花は台湾などで食べた蜜をかけたデザート的なものをイメージしていたのだが、ここは四川、辛味ダレをつけて食べるものだった。(辛味2・シビレ1)

ビールを飲み干した後、中国らしい酒を、と追加したのが、写真右の泡酒。泡の意味がわからないが、アルコール度数の高い白酒であった。体が温まる。

少し休憩もできて、さあ、次の目的地に向かって歩き出すことにする。







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