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烏尤寺を出て、ずんずん山を下っていくと南出口に出た。

バス停があるようだが、バスはない。辺りは閑散としていて広い駐車場に1,2台車が停まっているだけであった。

これはまずい。

何とかしてここを出て、できることならダイレクトに遊覧船乗り場まで行きたい。

駐車場の端に一台の3輪が停まっていた。

こちらから声をかけて、「遊覧船乗り場まで行きたい」 とデジカメの写真を見せながら言うと、おっさんは駐車場に停まっていた一台の車に声をかけた。

やってきた運転手が言うには 「25元」 で連れて行くとのこと。

白タク、というか、近所のおっさんというか、とにかく25元で遊覧船乗り場まで行ってやろう、ということである。

25元はちょっと高いと思ったが、まわりに車はないし、ここから歩くのもかなりありそうだし、ここはねぎらずに乗ることにした。

楽山楽山


実際乗ってみるとけっこうな距離であった、途中で橋を何度も渡り、もしかして遠回りしているのではないかと疑ってもみたが、それなら、最初に25元と値段を言うわけがない。

あとで地図で確認すると南出口から遊覧船乗り場までは車だとぐるっと回らなければならない道のりで、10分ぐらいは乗ったのである。


チケット売り場に客はほとんどいなかった。

楽山大仏 フェリー楽山大仏 フェリー


チケットを買い、船に乗り込むと、1階の椅子席はほぼ埋まっていたが、2階のデッキには誰もいなかった。


客がある程度埋まってから運行するのだろう、20分ぐらい待って、船は出航した。

川から見る大仏はまた違った姿を見せていた。

もともと船の安全を守るために作られた大仏である、

船から見るのが本来であろう。


少し微笑んだような穏やかな表情に、私たちのこの一年の安全を祈るのであった。

楽山大仏楽山大仏


八仙洞のバス亭から13番のバスに乗って、肖壩旅游バスターミナルまで市バスで移動。

ここから、成都へバスで帰ろうとしたら、一人のおっさんが声をかけてきた。

「一人70元、3人で210元でどうだ。」

いわゆる白タクである。バス代よりも少し高いが、バスの発車を待つ時間を節約できるとか、直接目的地まで行けるとか、メリットもある。

とりあえず210元を200元に値切って乗ることにした。

バスをタクシーにしたら、早く着くだろうと思っていたのだが、運転手は常にスマホを操作しており、途中、荷物を載せたり、もう一人(こっちは3人だから、これで満員) 乗せたりしてなかなか成都に向けて走り出さない。

荷物は荷物で料金を取るのだろう、人は一人でも多く乗せた方が儲かる。スマホを使えば効率よく稼げるのであろう。

今、日本でも中国人の白タクが問題になっているが、なるほどこういうことか、と納得したのであった。

高速に乗るまでは時間がかかったが、乗ってからは速かった。バスよりも断然スピードを上げて走る。なるべく早く成都に着いたら、帰りも人を乗せて、もう一儲けできる。

この商売が中国で合法なのか、違法なのかはわからないが、中国人の商才にはかなわない。


楽山を出て2時間、私たちは成都に戻ってきたのであった。







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